2024年1月31日
不安のメカニズムを知りましょう
不安のメカニズム
戦争や地震、物価上昇など現代社会の不安
現代社会はさまざまな不安を抱える社会となっています。
戦争、地震、物価上昇などの出来事によって不安を感じるのは当然のことかもしれません。
その不安が自分の限度を超えてしまうと、自律神経に悪影響を及ぼしてしまいます。
さらには不安神経症やパニック障害など発症する基になる可能性が出てきてしまうのです。
しかし、これらの現象だけが不安の原因ではないのです。
本ブログでは、自律神経失調につながる「不安」と「ストレス」のメカニズムに迫り、脳の視点からその原因や対策について探ります。
1. 扁桃体の暴走と不安
扁桃体は脳の中央部に位置し、アーモンドのような形状をしています。
不安やパニックを感じるとき、扁桃体がその感情を司る役割を果たしています。
特に恐怖や恐れに関する記憶に強く反応し、うつや心的外傷後ストレス障害(PTSD)といった症状にも関連しています。
扁桃体が必要なときに正常に機能することは重要ですが、勝手に暴走し始めると不安やパニックの症状が悪化します。
2. 扁桃体のブレーキメカニズム
扁桃体が暴走しないようには、大きく分けて2つの部分がブレーキをかけています。
・扁桃体に指令を送っている部分(大脳新皮質)
・扁桃体に体の情報を伝えている部分(内臓や筋肉)
これらの部分がブレーキをかけないと、扁桃体の暴走が始まり、不安の症状が悪化していきます。
3. 大脳新皮質のブレーキメカニズム
大脳新皮質は知識や意識的な感覚を司る領域です。
この機能が低下すると、扁桃体が暴走しやすくなります。
知識や理解が不足すると不安が増大し、症状が悪化します。
したがって、原因や理由を理解することは暴走を抑制する一環となります。
4. 五感を活用したブレーキ
五感(触覚・聴覚・味覚・嗅覚・視覚)を活用することも、扁桃体のブレーキをかける重要な手段です。
心地よい音、美しい景色、愛しい人の声などが、大脳新皮質を通じて扁桃体を制御し、不安を和らげる効果があります。
5. 筋肉と内臓のブレーキ
筋肉や内臓感覚は、主に脳幹や小脳を通じて扁桃体に情報を伝えます。
緊張した筋肉や内臓は、扁桃体に緊張感を伝え、誤った不安を引き起こす可能性があります。
筋肉をほぐし、内臓をリラックスさせることで、不安の症状が改善されます。
まとめ
不安やパニックに悩まされる際には、大脳新皮質を活用し知識を深めること、五感を通じて心地よい刺激を感じること、筋肉や内臓をリラックスさせることが効果的です。
これらの対策を取り入れ、扁桃体のブレーキ機能を向上させれば、不安のメカニズムに立ち向かう力が強化され、日常生活が安心できるものとなるでしょう。
始めてみることは少なからずありますが、ぜひ一歩ずつ実践してみてください。
これらのことを実践しても不安が解消できない大阪府下にお住まいの方は、お気軽にご相談くださいね。
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