昼夜逆転とストレスの関係は？｜深江橋駅徒歩5分の大阪自律神経回復研究所

2024年2月28日

昼夜逆転とストレスの関係は？

昼夜逆転とストレスの密接な関係

自律神経が乱れると不規則な生活リズムに陥り、昼夜逆転生活に陥ることが良くあります。

ストレスが自律神経失調の主な原因なので、ストレスを感じる感覚が生活に入り込むことにより、生活リズムが乱れるともいえるでしょう。

その一つの典型例が昼夜逆転生活です。
不眠症や睡眠パターンの変化などが、この問題を引き起こす要因となります。

今回は、その中でも人間関係と昼夜逆転の関係に焦点を当てて考えてみましょう。

昼夜逆転とは

多くの場合、昼夜逆転はストレスの蓄積によって引き起こされます。

不眠や不規則な睡眠パターンは、心身の不調や生活リズムの乱れをもたらします。

その背景には、人間の生物学的な進化が関わっています。

進化の視点から見る昼夜逆転

初期の哺乳類は、夜行性でした。
彼らは夜間に活動し、昼間は安全を求めて休息を取ることが多かったのです。

この行動パターンは、彼らが爬虫類やその他の捕食者から身を守るための適応でした。

人間関係との関連

進化の過程で、霊長類は群れを形成し、仲間との絆を築くことで生存戦略を発展させました。
人間もその一種であり、孤立や関係の希薄さはストレスを引き起こします。

その結果、昼夜のリズムが逆転することがあります。

癒しと関係の重要性

ストレスや孤独感を解消する最良の方法は、人間関係の構築です。

コロナ禍によって、人との接触が制限されたことで、肌感覚を含む関係性が失われがちです。

しかし、このような状況下でも、肌感覚を取り戻す方法は存在します。

一人でできる対策

◆対策1 シャワートレーニング

シャワーを浴びる時に、
お湯の流れを体で感じ取ってください。
首から背中・腰・足と流れていく
お湯を意識的に感じてください。

◆対策2　着心地のいい服を着る

肌に直接触れる肌着は、
肌触りのいいものを身に着けてください。
また、肌触りのいいシーツや
毛布に裸でくるまったりするのもいいでしょう。
心地いいと思えるならば何に包まってもかまいません。

◆対策3　足の裏を感じる

足は大地に接する重要な場所ですが、
多くの方は意識していません。

足元がフラフラすると、
心もフラフラして不安感が増します。
（そのため、東日本大震災など
大きな地震の後には不安になりやすくなります）

「自分の足で立っている」という意識が自立心を育て、
少々の孤独感には負けない体や心を作ります。
そのため、足の裏を感じながら立ち、歩いてください。

足の裏を感じながら5分歩くだけで、
何となく心が安定した気分になることさえあります。

注意
これらの3つの対策は、
全て呼吸を深く行いながら行ってください。

大切なこと

昼夜逆転は一つの対処法であり、無理に戻す必要はありません。

自分を受け入れ、肌感覚を取り戻すことが重要です。

自分をねぎらいながら、ゆっくりと健康なリズムを取り戻しましょう。

 

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大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長　　上西　誠