不眠症と自律神経の関連を知りましょう｜深江橋駅徒歩5分の大阪自律神経回復研究所

2023年12月20日

不眠症と自律神経の関連を知りましょう

不眠症と自律神経失調について知っておくべきこと

意識と無意識の複雑な関係

当院は自律神経失調専門院ですが、訪れる患者さんたちの中で不眠症に悩まれる方が少なくありません。

しかし、不眠症にはさまざまな症状が存在します。

例えば、寝つきは良いのに、途中で起きてしまう方や良く寝たのに朝はスッキリしていない方。

このような不眠症の方は「中途覚醒」と呼ばれます。

その一方で、全く眠りに入れない「入眠困難」という不眠症もあります。

まずは、この2つの原因の違いをお伝えしていきます。

心の奥深くに潜む不眠症の原因

先ほども書きましたが、不眠症には大きく分けて「入眠困難」と「中途覚醒」の二つのタイプがあります。

これらの違いを理解するためには、まず意識と無意識の概念に注目する必要があります。

私たちの心の状態は、意識と無意識の二つに分かれます。

例えば、読書をしているときのように意識的に何かを行うときは「意識」が働きます。

一方で、心臓の鼓動や歩行のように日常的に行っている動作は「無意識」に任されています。

睡眠と自律神経の微妙なバランス

当然ですが、睡眠中はみんな無意識になりますよね。

意識がある状態から無意識になることが睡眠です。

ここで重要なのは、人はストレスに対して初めは抵抗しますが、長期間にわたってストレスが続くと、そのストレスに無意識に慣れてしまうことです。

ストレスの種類と不眠症の結びつき

新しいストレスに対しては最初は意識的に反応しますが、慣れてしまうと無意識になってしまいます。

その慣れの結果、ストレスが溜まっていることに気付かずに不眠症が引き起こされる可能性があります。

具体的には、ストレスを意識的に感じている場合、「入眠困難」の不眠症になりやすく、無意識的に感じている場合は「中途覚醒」になってしまう傾向が見られます。

無意識のストレスと筋肉の関係

人はストレスを感じると筋肉を緊張させます。

これは体を守るための反応ですが、この緊張が体のゆがみを引き起こし、無意識のストレスが生まれやすくなります。

体が歪んでいるかは自分では気づきにくいものです。

歪んでいることを放置することで、結果的に無意識のストレスの発生源となるケースも多々あります。

無意識のストレスに気づく方法

では無意識にストレスを感じてるときはどうすれば良いのでしょうか？

無意識のストレスに気づくことは難しいですが、自分の欲求を意識的に感じることが一つの方法です。

自分が今何を欲しがっているのかを自分に問いかけてみましょう。

それは精神的なものでも物質的なものでも構いません。

それが手に入らなくても構いません。

まず自分の感情を確認することが大事です。

また、欲求を満たすことでストレスが意識的になり、不眠症に対する抵抗や対処が可能になります。

自分を大切にすることが深い眠りへの鍵

自分の欲求を理解し、満たすことは自己ケアの一環です。

無意識のストレスをそのままにせず、意識的に感じることで、不眠症へのアプローチが可能です。

お腹がすいたときに胃腸に聞くように、自分の心に耳を傾け、心身の調和を保つことが良質な睡眠へと繋がります。^^

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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長　　上西　誠