2023年11月6日
HSPとストレス対処法:敏感な人々の不安障害とあがり症へのアプローチ
この記事は、大阪市で「自律神経の乱れ」に悩まされている方に向けて、大阪自律神経回復研究所の院長 上西が書いています。
大阪自律神経回復研究所は、施術実績14年・施術人数は延べ4万人以上となる「躁鬱状態」の治療の老舗です。
心と身体の調和は、私たちの日常生活において非常に重要です。
しかし、時折、自律神経失調症や不安症の前兆が現れ、私たちの生活に影を投げかけることがあります。
この記事では、そうした前兆について探り、それに適切に対処する方法について紹介します。
“HSPとストレス対処法:敏感な人々の不安障害とあがり症へのアプローチ”
1. HSPとは?
最近、耳にすることが増えたHSP(Highly Sensitive Person)とは、感受性が高い個人のことを指します。
彼らは「神経的刺激」と「社会的刺激」に対して過剰に反応する傾向があります。
神経的刺激:
・カフェでのBGMが会話に干渉すること。
・階上の足音が睡眠を妨げること。
・職場の臭いが仕事に集中できなくすること。
・光が入るだけで眠れなくなること。
社会的刺激:
・会話中、他人の顔色を気にして話に集中できないこと。
・イライラしている人の近くにいると怖くなり、何もできなくなること。
・他人の一言が非常に気になること。
・他人との目を合わせるだけで緊張し、会話が難しくなること。
これらの刺激は、HSPにとって通常の人よりも強烈に感じられ、結果として自律神経が乱れてしまいます。
この過剰な反応は、交感神経の過剰な活性化につながり、不眠症、めまい、うつ病、パニック障害などの症状を引き起こすことがあります。
2. HSPの対処法
HSPは生まれつきの特性や成長環境によって形成されますが、刺激への過剰な反応に対処するための基本的な方法は次の4つです。
1. 刺激から離れる:
音や人との関わりなど、刺激から遠ざかることは重要です。
なぜなら、刺激が入ると神経が活性化し、刺激を探し求める性質があるからです。
例えば、音が気になる場合、聴覚は既に過敏になっているため、新たな音が入るとさらに神経が過敏になります。
そのため、刺激源から遠ざかる、耳栓を使用する、ヘッドホンをかけるなどの工夫が必要です。
2. 体の感覚を感じる:
HSPの多くは、外部の刺激に敏感であり、自分の内外に焦点を合わせています。
外部の刺激を過剰に拾うため、体の内部に注意を向けることが重要です。
例えば、体温、お腹、胸、手、足の温度を感じることで、自分の内部に意識を向けます。
このように内部に注意を向けることで、外部の刺激が和らぎます。
3. 欲求を満たす:
HSPも欲求を持っており、それらの欲求を満たさないと神経が過敏になります。
例えば、他人に言いたいことがある場合、その人がいない状況で言うことができます。
また、イライラしているときに物に当たることもあります。
これらは道徳的には望ましくないかもしれませんが、人は生物であるため、欲求を満たすことで神経が安定し、過敏性が軽減します。
4. 深呼吸をする:
刺激が多いと緊張が高まり、呼吸が浅くなりがちです。
HSPは酸素不足に敏感であり、これが過敏性を増加させます。
深呼吸を頻繁に行うことで、酸素供給を増やし、神経を安定させます。
また、ラジオ体操などの運動を行うことで、酸素を体全体に供給し、神経の過敏性を軽減させることができます。
まとめ
HSPとは、感受性が高く、刺激に対して過剰に反応する人々のことを指します。
彼らは音や臭い、人間関係に対して敏感であり、これが不安障害やあがり症の原因になることがあります。
しかし、HSPの方々は刺激に対処するための方法を採用することで、ストレスを軽減し、日常生活を改善することができます。
刺激から離れ、体の感覚に注意を向け、欲求を満たし、深呼吸を行うことで、HSPの方々はより快適な生活を送ることができるでしょう。
この対処法は、不安障害やあがり症の方々にも有効であり、誰にでも試してみる価値があります。
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