大阪市城東区諏訪4-15-16
マルシンビル104

2024年3月7日

息苦しさとあがり症の関係

息苦しさとあがり症

呼吸であがり症を克服

呼吸と心の調和

今回のテーマは「息苦しさ」についてです。

緊張すると息苦しくなりませんか?
大勢の人の前で話をするとき、緊張であがってしまい息苦しく感じる経験をした方も居られるのではないでしょうか?

このように緊張しているときに息苦しくなるのは珍しくありませんが、自分では緊張しているつもりはないのに息苦しく感じる方もおられます。

また、病院で呼吸の検査をしても異常が見つからず、原因が分からない息苦しさでお困りの方が多くいます。

その状態が続くことで、人と話すことに苦手意識を持ってしまい、あがり症になってしまうケースもあります。

余談ですが現在は「あがり症」のことを専門機関では「社会性不安障害」という病名で呼ばれており、心理的症状と認識されています。

話を戻しますね。

あがり症の原因ともいえる、このような息苦しさは、自律神経の乱れによって引き起こされる事が多いです。

今回は、自律神経の乱れによって起こっている
息苦しさについてお話していきます。

1. 緊張と呼吸の関係

緊張やストレスが高まると、私たちの呼吸は浅くなり、不快な感覚が生じます。

特に大勢の前で話す際、例えば結婚式のあいさつやスピーチ等の社交場面や朝礼、プレゼン、商談などのビジネス時でも、このような症状が出てくることがよくあります。

この状態は、あがり症として知られ、心の状態と密接に関連しています。

また、この呼吸の浅さや息苦しさは、自律神経のバランスの乱れによって引き起こされると考えられています。

2. 自律神経と心の影響

自律神経は、心臓の鼓動や呼吸など、身体の自動的な機能を制御・コントロールする神経です。

自律神経は殆ど自分の意志で動かせない神経ですが、唯一呼吸のみが自律神経にアプローチできる方法です。

<自律神経が呼吸を支配>

人は普段、無意識的に呼吸をしています。
寝ている時も、しっかり呼吸は止まらずに行えています。

それとは反対で、ヨガや深呼吸をする時などは意識的に呼吸を行います。

呼吸は意識的・無意識的の両方で、吸う・吐くことをずっと続けています。

呼吸するために使われる横隔膜や肋間筋は、運動神経による支配です。

これは、意識的に動かす神経支配になります。
また、この筋肉は無意識的に動く自律神経の支配も受けています。

自律神経の働きでは、吸う時には交感神経が優位に働き、吐く時には副交感神経が優位に働きます。

寝ている時や意識していない時には、この影響によってスムーズに呼吸しているのです。

では、なぜ自律神経の影響により息苦しさが出てくるのでしょうか。

実はストレスによって交感神経が過剰に働いている場合は、吸う筋肉が働きやすくなり、逆に吐く筋肉は働きが低下してしまいます。

このように、ストレスから自律神経の乱れが出ることで、呼吸する筋肉に働きの異常が現れます。

特にしっかりと吐けていないケースが多く見受けられます。

そして、知らないうちに息苦しさが発生するのです。

要するに、ストレスや不安が高まると、緊張させる交感神経が優位になり、心拍数が上がり、呼吸が浅くなります。

この状態が持続すると、呼吸が制御しにくくなり、胸がきゅうくつと圧迫されるような感覚が生じます。

これが息苦しさやあがり症の症状の一部であり、病院での検査では異常が見つからないことが多いため、その原因が明確になりにくいのです。

3. 呼吸法の効果

呼吸法は、自律神経のバランスを整え、心と身体の安定を促進する有効な手段です。

深呼吸や腹式呼吸は、特に副交感神経を活性化し、リラックス状態に導きます。

これにより、心拍数が下がり、呼吸が深くなります。

また、呼吸法を実践することで、心身の緊張が和らぎ、息苦しさやあがり症の症状が緩和されることがあります。

その呼吸法について具体的に説明します。

<息苦しさには、呼吸筋を働かせる>

自然な呼吸は、呼吸筋である横隔膜や肋間筋がしっかり動いてくれることで出来ています。

ちなみに私が施術時に腹部を施術するのも呼吸筋を動きやすくさせるためです。

この2つの筋肉は横紋筋と言い、意識的に動かせる筋肉です。

横隔膜と肋間筋が働くことで、胸とお腹を膨らませたり、縮ませることが行われます。

横隔膜の下には、胃や肝臓といった臓器があるため、臓器の影響によっても横隔膜は動かしにくくなってしまいます。

息苦しさが出ている場合、自律神経を整えることはとても重要です。

そして、この息苦しさにすぐ自分でアプローチ可能なのは、呼吸筋を意識的に動かすことです。

この筋肉を動かすことにより、酸素がしっかり体の中に入り、自律神経が整いやすくなります。

では、具体的に呼吸筋を動かすには、どのような方法があるのでしょうか。

<呼吸筋を使った息苦しさのケア>

横隔膜を動かすには、まず腹式呼吸を使いましょう。

しかし、息苦しさがあると思い通りに動かせない場合があります。

その場合、仰向けになり、少し膝を立てた状態にして呼吸をしてみましょう。

これでも上手くいかない時には、横向きや立位など自分が呼吸しやすい姿勢を探してみてください。

腹式はやめて胸式呼吸に変えてみるのも方法です。この場合、肋間筋も多く使います。

吸う時にバンザイすると肋骨が開きやすくなり、より深く呼吸が出来るようになります。

また、背中を膨らませようとしてみるのも
良いトレーニングでしょう。

肋間筋がしっかり働くためには、
胸や背中の筋肉を緩ませることも必要です。

そのことで、肋骨と背骨との関節も動きが良くなります。

その他、大声を出すことや舌の運動、それから色々な音(声)を出してのどの筋肉群を働かせるもの効果的です。

息苦しさがある時は、呼吸筋を積極的に働かせましょう。

すると、呼吸がしやすくなり、
自律神経の乱れも回復に向かう手立てとなります。

4. 心を安定させる方法

呼吸法を継続的に実践することで、心の安定を取り戻すことができます。

日常生活の中で呼吸法を取り入れることで、心のリラックスを促進し、ストレスや不安を軽減することができます。

また、心と呼吸の調和を促すことで、自己認識の向上や心の安定をもたらすことができます。

5. まとめ:呼吸と心の調和

呼吸は心と密接に関連しており、心理的な状態が呼吸に影響を与えることがあります。

呼吸法を通じて、自律神経のバランスを整え、心と身体の安定を促進することが重要です。

息苦しさやあがり症の症状は、自律神経の乱れによって引き起こされることが多いため、呼吸法を練習して自律神経のバランスを整えることが大切です。

心と呼吸の調和を取り戻し、健康な生活を送るために、呼吸法を積極的に取り入れてみましょう。

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