2023年12月27日

体に酸素を取りこめれば、心身の緊張は解消

体と酸素の調和：緊張の原因と解消法

自律神経の乱れとは？

自律神経が乱れる原因は「ストレス」ですと患者さんに説明していますが、ピンと来ない方もいると思います。

もっと簡単に一言でいうなら、酸素不足で筋肉が緊張してしまうのが原因とお話しします。

このことは施術中にお話しすることも多いので、聞いたことがある方もおられると思います。

言い方を変えると、酸素が充分身体に吸収されているのなら、緊張はしないことになります。

酸素と筋肉の関係

結論からお伝えしますと、緊張した筋肉をゆるめるには酸素が必要ということです。

逆に言うと、酸素が十分にないと筋肉は緊張していくのです。

そして、この筋肉の緊張が脳に伝わり脳が緊張します。

これが継続的に行われることで、不眠などの様々な症状につながるのです。

筋肉の特性とは？

筋肉の特性

筋肉は物理的や化学的など、何らかの刺激を感じると収縮するようにできています。

むしろ、収縮することしかできなくて、自ら伸びるような能力はありません。

つまり、転ぶ、熱さや冷たさ、痛みなどから精神的なストレスに至るまで様々な刺激を感じると収縮するのが筋肉なのです。

筋肉の構造

筋肉は糸の集まりみたいなものです。その糸を専門用語で「ミオチン」と「アクチン」と呼びます。簡単なので図にします。

AがミオチンだとするとBがアクチンです。

AとBの線は左右にずれていますが、筋肉が収縮するときは、BがAに対して並ぶように左に動きます。

ちょっと難しいかもしれませんが、この状態が筋肉の収縮です。

左に動いたBを右に戻すためには多くの酸素が必要になります。

そのため、ヨガやストレッチをする時には全体に呼吸を止めてはいけないのですね。

3. 酸素不足と神経の影響

酸素不足の影響

酸素不足は神経を過敏にしたりしますが、実は筋肉の緊張を取れにくくもしてしまうのです。

筋肉が緊張しているなと感じたら、ゆっくりと大きく深呼吸をしてみて下さい。

それだけでも筋肉はゆるんでいきます。

4. 酸素とリラックス

酸素とリラックスの関係

酸素が豊富に供給されることで筋肉はリラックスし、それが心地よい状態を生むのです。

日常生活での呼吸にも注意が必要です。

深呼吸を心がけ、酸素を十分に取り入れることでストレスの軽減や睡眠の改善につながります。

5. 日常生活での酸素摂取のポイント

日常生活での酸素摂取

普段の生活で酸素を意識的に摂取することが重要です。

散歩や運動、良い姿勢を保つことで血液循環が良くなり、酸素供給も向上します。

また、ストレッチやヨガを取り入れ、柔軟な筋肉を保つことも大切です。

まとめ

酸素と体の調和を保つことが重要

まとめとして、酸素と体の調和は重要です。

酸素不足による筋肉の緊張は様々な不調を引き起こす可能性があります。

 

年末年始のお知らせ
12月30日から1月3日までお休みさせていただきます。
4日から開院します。

自律神経でお悩みの方はLINE予約できます。
LINE予約はこちら

併設 あがり症（赤面症）専門の心理療法院
http://osaka-joto-chiro.net/

☆536-0021 大阪市城東区諏訪4-15-16
マルシンビル104
☆ 06-6969-5620
☆ E-Mail: m_ue24@kit.hi-ho.ne.jp
☆ホームページ
https://oska-joto.com/
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/joto-chiro/

自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長　　上西　誠